たOき

エクスペンダブルズ ニューブラッドのたOきのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

1作目、2作目のようなお祭り感は無いが…

今作はジェイソン・ステイサムがメイン。
このシリーズのオリジンである80年代アクションとは打って変わり、ジョン・ウィック以降のカット割りを極力減らした近接+ガンアクション。撃つ側、撃たれる側をワンショットで収め、ナイフさばきやフェイントなど良くできたアクションには満足だが、このシリーズに求めるのはこれじゃないんだよな…と、中盤までは思ってしまった。
けれど終盤、操縦室に1人残ったクリスマスへ大勢の敵が攻めてくるシーン、待ってましたとばかりの80年代風銃を連射するステイサム、カットが変わり右から左に流れるカメラワークに合わせ血しぶきを上げて倒れてゆく敵の姿。前半中盤までのアクションと比べればとてもチープな演出だがそれこそがこの映画の一番かっこいいアクションシーンなのだと、言葉は間違ってるかもしれないが質を落とすことにより盛り上がる、これはこのシリーズにしかできないことだと思います。

とても面白いものが見れたし、今作が最終作ならこれこそこの作品の出したアクション映画への答えなのかと思います。
たOき

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