こナツ

許された子どもたちのこナツのレビュー・感想・評価

許された子どもたち(2019年製作の映画)
3.7
中途半端に許されるのが、実は一番辛いかもしれない。

役者たちの演技が良かったからこそ、ちゃんと腹立たしくて、虚しさが残った。
容姿の冴えない子が多いのは若干気になったけど。(笑)

年齢や環境に関わらず、きっとこの先もいじめは無くならないと思うから、大切なのはいじめる側の人に「してしまったことの重大さ」と「いじめる側にもメリットが無いこと」を理解させることかなと思った。
気に入らない相手の人生を邪魔することは、実は自分の貴重な人生も費やしてるということに気づかせる。

被害者の母親が、加害者の子供に対して放った一言が印象的。

155/2021
こナツ

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