古臭くて懐かしいtheハードボイルド。
シリーズ通して、大泉洋のダサかっこいいナレーションと共に、ノスタルジックなススキノをはじめとする北海道のロケーションは最高である。
脇役たちが、各俳優の代名詞のような役柄ばかり。
例えばリリー·フランキーは成り上がりのヤクザのボス。巻き舌で捲し立てる姿など、十八番といえる。田口トモロヲは、ゲイの週刊誌の記者。松重豊は、人情深いヤクザ。野間口徹は、怪しいモデル事務所の社員。
みな、他の作品でも同じような役を何度か演じてるに違いないといってもいいくらい、「この人といったらこれ」みたいな配役だった。
大泉洋の虐められっぷりが最高である。