このレビューはネタバレを含みます
役所広司の演技がとても良かった。
結局何が動機なのか、何が真実なのかもわからないまま映画が終了するので、とても余韻の残る作品だった。
広瀬すずは父親に性的虐待を受けていただけでなく、母親との関係性もしんどさがあったように思えて、三隅の存在は本当に大きかったのだろうと思った。
個人的には、弁護士事務所で働いているお姉さんが、死体の状況を聞いて
「当分焼肉は食べられへんわ」と言っていたのに、その直後みんなで焼肉を食べるシーンがあったり、広瀬すずに飴ちゃんをあげるシーンがあったりと、とてもいいキャラクターで好きだった。