勝手なイメージとしてこの映画は事件の真実を明らかにするとか、裁判で意見が対立するとかそういうことに焦点が当てられるのかな？と思っていたら全くそんなことはなく驚いた。あんなに真実とか感情のようなものを追い求めなかった人が真実を知りたいと強く思うようになる理由が三隅であることもわかる気がした。役所広司すごい。ピーナッツバター付けてパン食べてるだけでめちゃくちゃ怖かった。
同じ司法という船に乗っているみたいなセリフにはゾワッとしたなぁ。あとあの会議とか。やるせないというか後味悪いというか不気味な雰囲気が私は好きでした。めちゃくちゃ難しいけど。あの頬を拭うところとか三度目の殺人の意味とかいろんな人の意見を読みたい、話したいと思った作品。
