「人を選ぶ映画だな…」
エンドロールを観ながら、そう思いました。
供述が一転二転とコロコロ変わる三隅。
とにかく勝つために戦術を組む弁護士の重松。
勝つことだけを考えていたはずなのに、段々とのめり込み始める重松をみるとヒヤヒヤするし、咲江の秘密を知るとまた三隅に対する印象が変わってしまう。
広告には「犯人は捕まった。真実は逃げ続けた」とあるが、まさにそう感じました。
映画を観終わった後もなにが真実だったのか、私が考えていることが本当に真実なのかわからないすっきりしない気持ちになります。
私は割と好きです。
もう一度見ると、また変わった視点で観れそうです。