このレビューはネタバレを含みます
咲江(広瀬すず)の
「誰を裁くかは、誰が決めるんですか?」
もの凄く良い質問で深く
「ここでは誰も本当のこと話さない。」
と共に法廷の場を
否定してますよね。
真実と嘘の狭間で
結局は本人しか
真実はわからず
答えは出ず
それぞれの考え･思い
ストーリーで
納得するしかなく
誰かのストーリーが
選ばれ判決するのが
現実の裁判って感じかな。
だから三隅(役所広司)は
お金目的とか
嫁に頼まれたとか
みんなのストーリーに
のっかてやってただけ
だと思う。
そんな現実の裁判では
裁けないので
三隅が神の裁きとして
死体跡に十字を切り
殺人をしたんでは
ないのでしょうな。
その証拠に
三隅は家族を無くし
「人は選別されてる、理不尽だ！」と言い
人の命を自由に出来る
裁判官に手紙まで
送っている。
咲江が巻き込まれると
知って急に殺してないと
言いだし重盛を(福山雅治)
混沌とさしながらも
今までの供述を覆してる。
この時点で供述を覆すと
信憑性が無くなり
死刑判決が下るのは
解ってたのでしょう。
最後も神の裁きとして
咲江に辛い証人喚問
受けさせる羽目になった
根本の自身を自ら
3度目の殺人を
したんじゃないでしょうか。
最後の重盛の
「只のうつわ」発言。
まったく意味
わかりましぇ～ん(¯ਊ¯)
