なんだろ、なんかもやもやする終わり方だったなぁ。
こういうもやもやした感覚も制作側の意図した結果のような気もする。
すごい計算されて作られた映画だなって印象うけた。
カメラの角度しかり、証明のあてかたしかり、役者の演技しかり。
とくに、最後の三隅と重盛の面会室のシーンは三隅の顔を映してるんだけどガラスに反射した重盛の顔をオーバーラップさせて魅せてるところなんかこだわったんだろうなと思う。
嘘と真実を曖昧にしてるから
最後までちゃんと明確にこれが
真実ですとは語られない。
現実は割りとそんな感じの中で物事を決めてってる。
そんなリアルを描いてる気がした。
