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結婚のminamiのレビュー・感想・評価

結婚(2017年製作の映画)
3.2
只今、おディーン様ブーム中。

いきなりの余談ですが、今までディーン・フジオカという俳優さんを色眼鏡で見ていた自分が正直いまして。
俳優なのか歌手なのか、日本人なのかそうでないのかさえも、リアリティがないくらいの容姿の美しさに目がいってしまい、いろいろ中途半端に感じてしまいあまり注目していなかった俳優さん。
「モンテ・クリスト伯」というドラマでの好演ぶりと、品のある佇まい、冷酷な復讐鬼役へのハマり具合にすっかり夢中。

深い海の底みたいな瞳をするんです彼は。

笑っているのに泣いているみたいな顔をする男がこの世で一番タイプなので、その深い深い瞳に堕とされてしまった感じです。

この「結婚」という作品でも彼の良さは存分に堪能することができます。
自分の過去が分からない男。おぼろげな記憶の中での母親との辛い思い出。
お金や女性では満たすことが出来ない虚しさや寂しさ。どうしたら人を幸せに出来るのか、ましてやどうしたら自分が幸せになれるのかなんて分からずに手さぐりで生きている男を繊細に演じていました。

母性をくすぐられすぎてヤバかったです。
物語に出てくる女性たちも全く同じ気持ちにさせられていたようで、皆彼に騙されながらも翻弄されていました。

ストーリー展開が微妙だったのと、ディーン・フジオカという男性を美しく撮ろうとしすぎたあまりか、そればかり際立ってしまい映画としてはあまり心を揺さぶられるような作品ではなかったかなぁと感じました。

正面から見ても、横から見ても、斜めから見ても美しいディーン様。もはや造形美。
ブランコに座り寂しそうにルービックキューブをいじる姿は可愛すぎて非常に尊いです。
彼のファンや、興味がある人は観て損はない作品かと思います。

設定·主題★★★
物語·脚本★★★
映像·演出★★★
配役·演技★★★
音楽 ★★★