試写会
ウルトラスーパーふつうの良い話、って感じだった。
以前観た「パトリオット・デイ」と同じくボストンマラソンの爆破テロをテーマにしている本作では、警察の立場ではなく、爆発によって両脚を失ってしまった一般人のジェフにひたすらフォーカスが当てられて物語が進んでいく。
事故のトラウマが残り思い出したくない本人と、世界中からのメッセージですっかり舞い上がる親族の対比が観ていて辛いものがあった。
特に母親（義母だったかな？）にはめちゃくちゃムカついてぶん殴ってやりたくなった。
なかなか前向きになれないジェフの気持ちは当人にしか分かり得ない気持ちだろうけど、彼は多くの人に様々な形で勇気を与えていたし、それを実感した上で前を向くことができたジェフの姿は素直にかっこよかった。
ジェイク・ギレンホールの闇を抱えた感じの演技はよかった。
