ボストンマラソンのテロ被害者の1人、ジェフボーマンのノンフィクション映画。
愛国者記念日のその日、テロの被害者となり、両脚を失いながら、犯人特定に至る証言をし、ボストン中でヒーローと賞賛されるようになったジェフ。
辛い記憶やリハビリの辛さから逃げだしてしまう自分と世間でのヒーロー扱いの乖離に自分の存在を大切にしなくなってしまう。そこからどのように被害者として、また1人の男として奮起していくかを描いたストーリーは、テロ被害者としての話だけでなく、挫折してしまいがちの僕のような人間にもグッとくるような話だった。
うまく語れないけど。
ナイトクローラーの執着深いサイコパスのイメージがあったジェイクギレンホールだけに、ギャップを感じる作品でもあった。