ボストンマラソンの爆破テロ事件の中で本当にあった物語を映画化した作品。
両脚を失いながらも犯人逮捕に貢献した1人の男性ジェフの光と影をジェイク・ギレンホールが見事に演じ切っている。
ジェイクのファンの方はもちろん、どんな方にも一度は見てほしい一作。
周囲に期待され家族にさえ本音が言えない彼の辛さや、唯一何でも話せる彼女にきつく当たってしまう姿、すべてを投げ出し何もかもがもうどうでもいいといったような表情など、今までこういった作品では描かれてこなかった影の部分をしっかりと描いているのが印象的。
どんなにヒーロー視されている人でも人間的な部分はあるんだよなと思い出させてくれる作品。
