30歳の若さで亡くなったサシャをきっかけに出会った恋人ローレンスと妹ゾエに焦点を当てながら周囲の関係をベルリン、パリ、NYの夏をそれぞれ1年ずつ描いた映画。
ストーリーとは関係ない無駄が多い割にストーリーに対する説明が少ない。
でも、それがいい！
ドア越しにただタバコを吸っているシーンや言葉が通じない観光客との交流シーンなど一枚の画だけで心情や雰囲気が伝わるのが心地よい。
詳細な説明はしてないが前後の文脈や作中の表現で問題なく展開も伝わる。
比較的新しい映画でありながら文明感は抑えられており、Macがちょこちょこ出てくるくらい。
映画の雰囲気と相まって古き良き昔の映画を感じさせてくれる最近では珍しい映画。
このストーリーにしてなぜあのメインビジュアルなのか、難しいけど意味があるのだろうきっと
