2019年 試写鑑賞 38
愛する女性を失った主人公が過ごす3年間。テーマ的に辛くて観ていられないかも、、、と思っていたけれど、そんな心配は全く必要なかったです。
ベルリン、パリ（アヌーシー湖）、ニューヨーク、主人公が過ごす３年間の夏が映し出され、それぞれの都市特有の空気感や情景が美しく、ずっと観ていたかった。
出演している女性キャストが全員めちゃめちゃ魅力的！！（個人的には最後のイーダの配役の絶妙感よ、、、と思った。良い意味で。）
あと、『グット・タイム』の監督、ジョシュア・サフディーが出演してて、さらにいい感じのスパイスになっててアツかった笑
この世にはいない人間。けれど、その人の存在は生き続ける。だから、残された人々はその存在、記憶をまといながら生きていく。ただ、生きていくしか無いと言ったらかなしい感じがするけれど、この作品はそれ以上の何かを感じさせてくれるような。
それぞれの都市のシーンで窓越しの景色が印象的。
あと音楽の変化もかなり良かった。
全編とおして、切り取られ、紡がれていく全ての映像が本当に美しくて美しくて、（二回目）胸が何度もぎゅっとなった。おしゃフランス映画〜
