なすび

サマーフィーリングのなすびのレビュー・感想・評価

サマーフィーリング(2016年製作の映画)
4.0
なんかよくわからないけど、見たあときもちがすごくしんどくなって帰り道すこしずつ泣いてしまった。わたしはどこに行けばいいんだろう、何をすればいいんだろう。とにかくとびきりかわいい服を買うか甘い飲み物を飲んで、だれかに話を聞いてもらいながら思いっきり泣きたい。話を聞いてもらわなくてもいい、大丈夫、大丈夫だよと背中をなでてもらいながら優しく甘やかされたい。

かわいい洋服を買おうとお店を見ていたら鏡に映る自分の顔があまりにも白くてびっくりした。道化のような白さだった、こんな顔で出歩いている自分が急に恥ずかしくなってお店を飛び出た


近所のいつもの公園でファミチキを食べながらコーラをがぶ飲みして、少しずつ泣いた。いつもは誰かしらいるのだけど今日はわたししかいない、ねこが1匹うろうろしている。地震があったり花火の音(?)がしたりヘリが通ったり、ひとしきり落ち着かない時間があって急にすべてが静かになった。そして、風がふいてたくさんの木が揺れるさわさわという音が耳に心地よく聞こえる。この公園のすきなところは、木がたくさんあるところと、やけに静かなところです。通りがかってはじめて見つけたとき、運命のようなものを感じてそれから家に帰りたくないときは何度もここにきた。わたしはもうすぐ帰ります、スマホの電池もあと少しです。さっきまではあんなに苦しかったけど、今はすこし元気になりました、はっくしょん、一人でくしゃみをしたら盛大に響いた。帰ったら作り置きのキムチチャーハンとコンビニのハンバーグを食べて(食べないかもしれない)映画を一本見て寝ます、明日も朝から早起きして図書館に行って映画を見ないといけない


ce centiment


(追記)
帰ったら友だちが「天気の子」を見てきたらしく、凪くんかっこいいひなちゃんかわいい映画めっちゃよかったね!とひとしきり盛り上がってすごく楽しかったです🍀


〜映画の感想〜
アメリカのめっちゃしゃべる友人超すき、35歳になってもハンバーガー屋で働いてて、ボスに怒られてる友人がほしいですね

(追追記)
見終わってからびっくりするくらいどんどんよかったなと思える、カネコアヤノ「サマーバケーション」と寄り添って覚えている。はじめてシアターイメージフォーラムに行ったのもなつかしい、渋谷からも表参道からも遠くて、行きも帰りも道に迷ってたいへんだったな。
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