スローターハウス154

1992年のスローターハウス154のレビュー・感想・評価

1992年(2016年製作の映画)
3.8
2020/4/26

「初めて」に躊躇するマルタンが可愛い。先生、未成年に手出すのはちょっとイカンのでは..と思ったけど、ソコはまあ、おフランス映画という状況酌量で(?)目を瞑ろう。
おしおき半分、父子一緒の時間作る半分で、自分の夜勤の仕事をマルタンに手伝わせるパパ。息子の秘密を知ってしまっても、何も言わずに見守る...という選択を取るなんて、素敵なパパですね。こういう、名前もないし捉え所もないけど、それでも親と子の愛が通った瞬間を、子供は頭の片隅にいつまでも覚えているだろうし、その記憶が心の灯火となって、人生の辛い時を慰めてくれるんだろうと思いますね。
父の日推奨の短編映画。