こんなアスペ比の映画初めて観た。
意味深な長回しに生活音がBGM、常にゴーストが映り込む違和感。
白いシーツを被って目のところをくり抜いただけ、でもその“ゴースト”👻ってそもそもなんなんだろうね。
隣に居るのに感じられない喪失感、白いシーツに表情なんか無いのに悲しさが伝わってくるのが不思議だった。
霊に取り憑かれるって言うけど、取り憑かれるのは霊だけじゃ無い、思えば色んな事にとらわれて縛られて固執している。
客観視する自分を俯瞰するタイムトラベルで確かめる愛、死んでも存在した証を。
悪夢がいつだってリアルなのに対して幸せな夢っていつだってフワっとしてる。
2021.6