A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのteriyakiのレビュー・感想・評価

静かな夜に一人で見たら余計物悲しくなった。
シーツお化け姿の地縛霊になった主人公が住んでいた家の変わりゆく様を見つめていく話。
初めはセリフも少なく長回しのため、うっかりすると意識が別の方向へいってしまいそうだったが不思議な時間軸と伏線回収のような後半は引き込まれた。
10分近くパイを食べてる映像は印象的。

主人公が亡くなった後、まだ彼の匂いが残るベッドで一人で眠り、そして時が経てようやくシーツを洗濯した時、彼女はどんな気持ちだったんだろう。