teriyakiさんの映画レビュー・感想・評価

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水グモもんもん(2006年製作の映画)

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水蜘蛛を主人公にしたほぼセリフなしのミクロな世界。
架空の生き物かと思った。大きな目とキモめな足だけど、だんだん可愛く思えてくる。

コロの大さんぽ(2001年製作の映画)

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飼い犬のコロが家を飛び出し大冒険。

変な捻りなくストレートな話で割と好き。
児童書のような優しい作品だった。

星をかった日(2006年製作の映画)

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ハウルの動く城のスピンオフ的作品。ハウル見習い魔法使い時代と言われてるけど、明言はされてないし名前も設定も所々違うから原案か何かかな。

昔観て不思議で少し怪しい雰囲気だった印象。
もう一度ちゃんと見
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メメント(2000年製作の映画)

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完成した脚本を千切って並べ直したような作品。
記憶が数十分しか持たない主人公が自身のメモとタトゥーを頼りに妻を殺した犯人を捜し出すサスペンス。
序盤で犯人の目星はつくが、不可解な疑問が残ったままテープ
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エル・スール(1982年製作の映画)

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父との思い出の振り子をベッドの下から見つけ、彼はもう帰っては来ないことを悟った主人公が父との思い出を懐古する物語。

光の使い方が絵画のよう。暗闇からぽっと人物が出てくる演出が素敵だった。父との記憶を
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処刑人(1999年製作の映画)

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信心深い双子が神からの啓示を受け、街の悪人を類稀なる銃センスで一掃する話。

厨二病ぽさはあるけど面白かった。テンポが良い。
なんでも双子の都合よく行きすぎかなと思うけど、それも神のご加護なんだろうか
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海がきこえる(1993年製作の映画)

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当時のジブリの若手スタッフで作られた映画。これを作るのに若い職人達が切磋琢磨たんだろうな、とエンドロールを観ながら裏側の青春が感じられた。

高知を舞台にした東京からやって来た女の子と親友との微妙な関
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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胎児の脳を移植された女性が徐々に性の目覚めとともに自我を確立していく話。この監督の世界観だからどんな話になるんだと思っていたが、女性の自立がベースにある比較的まともで皮肉的な映画だった。
衣装、装飾が
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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露伴がオークションで競り落とした「この世で最も黒い絵(レプリカ)」が強盗に遭い、その強盗犯が不可解な死を遂げる。本物の黒い絵を見に露伴先生が日本を飛び出しパリのルーヴルで、怪異とそして自分の過去と対峙>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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オリエント急行のようなミステリーさがあり、だからこそ登場人物が多いせいなのか今一歩どの人物にも感情移入できなかった。
増村主体で描かれてたら大号泣してたかもしれない。どんな思いでお前は奴と2ケツしてた
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逃げた女(2019年製作の映画)

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結婚から5年、夫と片時も離れたことがなかった主人公が夫の出張中に一人で旧友に会いに行く会話劇。
特に大きな展開はなく、静かな雰囲気の中で女性同士の小気味よい会話が続く。
短くてサクッと観れたけど、淡々
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クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

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IMAXの迫力が存分に味わえる。MCほぼなしのQueen満喫映画。
映画館で思わず体がリズムを取ってしまう。
4K化されたことによりメンバーの肌や質感が感じられて、特にフレディのアップのシーンは感動し
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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ホラーと身構えてたがSFアクションものだった。主人公がクールで良い。
郊外で馬を飼育している主人公の農場で謎の物体が空に出現し、次々と馬や人が飲み込まれていく話。

馬がかわいい。チンパンジーのシーン
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生きる(1952年製作の映画)

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お役所勤めの寡黙な主人公が癌を告げられ、自分のこれまでの人生と生い先を考える話。ゆったりした前半から徐々に変化する展開。歳をとってまた観たい。

先にイギリス版を観ていたけれど、あっちは丁寧にオリジナ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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毎日決まった時間に起きて、仕事をして、銭湯に行って、一杯ひっかけて、暗い灯の元で本を読んで、その日のことをぼんやりと思い返しながら床につく。そんな日々を淡々と繰り返す男の話。
きれいだな、でもきれいす
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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組のカラオケ大会に向けてヤクザが中学合唱部の子に歌の教えを乞う奇妙な青春もの。ヤクザが堂々と校門前に路駐するなよ。
狂児は聡実くん落としにきてるなぁという感じ。狂児のヤクザ臭ある言動は、見る側の拒否反
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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監督も出演者も有名どころなのに、なんの印象にも残らなかった。ある意味ぼーっと観るのに良い映画。
MI6所属のステイサムが武器商人ヒューグラントの売買を阻止するために新規チームと若手俳優と組む話。

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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頭使わずに見れる映画。トンチキ日本を楽しめる人ならいいかも。
高速鉄道内で荷物を盗む指令を受けた主人公が様々な暗殺者に狙われたりゴタゴタに巻き込まれたりしていつまでも下車できない話。
新幹線じゃなくて
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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愛車と妻が遺した子犬をマフィアの息子に奪われ、主人公がブチ切れて無双する話。
犬に全力とは聞いてたけどマジで全力復讐だった。
暴れる理由は冒頭で終わらせてその後はずっとアクションに振り切ってるのがいい
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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チョコレート職人を目指して街にやってきた若きウィリーウォンカを描いた話。
分かってはいたけど、ティムバートン版のような少し毒のあるファンタジー感が好きだったので少し残念。お手本のようなサクセスミュージ
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

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アメリ可愛かった。観る前は電波でクセのあるものかと思っていたが、見た後幸せな気持ちになれる可愛い映画だった。
変わり者のアメリが家で見つけた宝箱の持ち主を探したり、職場やご近所にお節介を焼いたり、アル
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ナショナル・シアター・ライブ「善き人」(2023年製作の映画)

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ドイツの文学者兼大学教授の主人公と、家族、ユダヤの友人との変わりゆく関係を描いた話。ナチス台頭時代の経緯を頭に入れてたほうがより理解できると思う。

主人公は過激な思想や性格を持ってるわけでなく、友人
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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油田を引き当て富豪となったインディアンとそれを狙う白人層による連続殺人事件を描いた話。
平たく言うと壮大な結婚・保険金詐欺的な映画。でもそこに人種差別が絡んでくるから胸糞悪い。

ずーっと静かに不穏な
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(2023年製作の映画)

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本能寺の変前後の天下を目指す武将たちの思惑と首を巡る話。
オープニングで打ち捨てられた足軽の死体から蟹が這い出てる描写が印象的だった。

笑っていいのかなという緊張感と共に始まり、徐々に各武将ののずる
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

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友達の進路のためにドクター・ストレンジに魔法を頼んだら色んな世界線からの悪役が集まって、その人達を良い人にしてから元の世界に戻そうもするもうまくいかない話。
前作を観てるだけでは理解できず、その間のア
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

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嵐に巻き込まれて目覚めた世界はオズの国だった。家に帰るため少女が冒険をする話。
色彩豊かで不思議な世界観だけど、意外とユーモアもあって楽しく観れた。途中で仲間が増えていくのが桃太郎みたい。
自分の考え
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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激動の中国史に翻弄された役者達の愛憎劇。
テンポが独特な上に、感情の起伏が激しいしさっきと言ってることや態度が全然違うし、男役の奴は根性ないし、長いしで少し疲れた。

こんな短期間で目まぐるしく政府や
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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タイトルの通り、パルプフィクション(三文小説)的な小話が連鎖的に続いていく映画。
緊張感と銃撃の音で少し疲れるが、この過激さが段々癖になる。
映画のジャケットに使われたシーンは本編にはなかった。

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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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西成で特殊詐欺の中間管理職として働くネリ。いつもの仕事のはずが警察の介入により失敗に終わったり、更には出所してきた弟の行動により徐々にその足場が危うくなる話。
2億ちょっとの金でこんな苦労するなら真面
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遺灰は語る(2022年製作の映画)

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知らない町の、時代に取り残されたような古い映画館で観た。広い劇場に観客は3.4人だけで、この作品の雰囲気も相まってまるで古い時代に来てしまったみたいだった。

予告のイメージでは、権利絡みで遺灰があっ
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

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この親子のことはあまり知らない。でもなんか良かった。
母と娘の穏やかで、少し寂しさを含んだ会話。病院のベッドに二人で横になるシーンは、この二人は幼い頃もこうして話していたんだろうなと感じた。

母親の
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

相変わらず面白かった!息つく暇もないアクションの連続。映画終わった後若干酸欠になった。ずっとジェットコースターに乗ってる気分。

フィアットでのカーチェイスと崖からのバイクアクションはやっぱり見もの。
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レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

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「羊たちの沈黙」の監督が描く、自身の薬物依存が原因で過去に弟を事故で亡くした妹と、その姉の結婚式までの家族の話。

家族でありながら加害者と被害者なわけで平穏に式を迎えられるわけもなく、お互いの不満が
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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監督、鳥にトラウマでもあるのかな。

こんな超話題作なら否が応でもネタバレに触れそうなのに流れてこなかったのが不思議だったけど、話が説明しづらすぎてネタバレが少なかったのか。

宮崎駿の夢の中にいるよ
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怪物(2023年製作の映画)

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ようやく観れた。景色がきれいで、話は辛いのに、こんな自然豊かなところで育ってみたかったとつい思った。

自分の息子がいじめを受けているのではと疑念を抱いた母親が学校に話を聞きに行くのを第一章 母親目線
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