もちの

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのもちののレビュー・感想・評価

3.8
生きている限りどうにでもなるという言葉をよく聞くけど、じゃあ死んで取り残されたゴーストはどうすればいいの…?

全身にシーツを被ってる出で立ちだから表情も何も分からないし、声も一切発さない。
ポルターガイスト以外の表立った感情の揺れはない。それでも1つ1つのシーンで彼から感情を感じる。

ゴースト目線で静かに進んでいく中で、生きている人の動の演出が効果的だから、観ている自分もゴーストと一緒に横で見つめているかのような感覚に陥って行く。

だからこそ、あのラストが心に響いた。
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