画面四隅の丸みが独特でいい。嫌でも意識が散る。
自分もまた、覗いてる側であることを意識させられる。
定番過ぎるオバケデザインが狭い画面に映し出されると、大昔の名画でも見てるような印象と時間感覚に陥る。
映画らしい場面のカットや日常ループの演出などオバケの体感時間と非常にマッチするんだなと思えた。
自分はまだ生きてるうちから、もう十分残すもの残したし満足いってる、とか、残ったものが途中で途切れたとしてもそれはそれで構わない、なんて思ってみたりするけれど、死して残されたものの立場って不思議な感覚を得た。