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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのKGRのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます


オバケ映画大抵好きになってしまうけどこれ……本当に面白かった…………

幽霊の生きる(見る?)時間感覚。
全然詳しくないけど全知全能の神もこうして時間を感じてるらしいですね。例の語りシーンはそういう話なのかなとか、彼自身が神様ではないと思うけど。

最初長回しの雰囲気映画なのかと思っていたら途中でポルターガイスト映画になり始めて、大丈夫か?と思っていたら後半の畳み掛けが最高だった。

あと音がずっといいですね。家の内側の沈黙と外の音の対比とか、近い↔︎遠いがわかる。あとゴーストのシーツの擦れる音も。
気付いたら歌入りの音楽が流れてるのもおお、と思った。

冒頭から、光のキラキラが「日常の中の幽霊っぽいもの」筆頭に挙がるのでいいなぁと思っていた。

西洋のゴーストにも成仏みたいな概念はあるんだろうか。ラストシーン、すごく大袈裟じゃないのに震えたわ。最高。
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