A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのぽんちゃんのレビュー・感想・評価

時間に縛られたあっち側のお話

残された側の苦悩と葛藤が描かれるのだと勝手に思っていたが、本作はその真逆のストーリー。幽霊側が主役の話は個人的に初めてで、とっても新鮮だった。

幽霊となった主人公は時間を行き来しながらも、自分が残したものを探し、一点の時間に縛られている。

印象的なのが、カメラ固定の長回しの演出。退屈と感じるか、そうでないかは個人差はあると思うが、切ないほどに優しい演出だと感じた。

彼が最期に見つけたものは
なんだったのだろか。