一之瀬葉月

夜明け告げるルーのうたの一之瀬葉月のレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
4.1
「好きと思ったものを素直に好きと言えるか。」
現代の若者独特のもやもや感や無気力感や憤り感などがカイを筆頭に3人に感じられた。その3人がルーの純粋で一途な思いに触れて嫉妬したり素直になれたりと気持ちを徐々に爆発させていくのにとても感動した。
この3人のうち誰に共感できるかは結構人によって違ってくると思う。
私はカイと遊歩をちょっとずつかいつまんだかんじ。
まぁ、この2人が一番分かりやすかったような気もする。
ルーの思いは本当に純粋でなにも混じってない。ただ、人間が好きで仲良くしたい。
そういうのって人間じゃちょっと難しいなと思う反面、ごちゃごちゃできるのも人間だけなのかなぁとおもった。