ポスタービジュアルに惹かれて鑑賞。
息子くんのバイト先、「写真」が一つのテーマでした。
山々に囲まれる広々とした田舎の風景。
それに対立するかのような閉塞的な家族というコミュニティ。
「家族の崩壊」というようにあらすじなどでは記されていましたが、
少しだけ違った印象を受けました。
家族の心の離別は、ちょっとした綻び。その積み重ねによるもの？
親子3人はどこへ向かうのか？
彼らが選ぶ道がどんなものであっても心から応援したい！
そう思わせてくれるラストシーンでした。
お芝居で印象的だったのはママ役のキャリー・マリガン。
理想的なママ、母から女へ、そして転落。
中盤のやつれ具合が素晴らしすぎて唸った。
過去作は観た事あるかな〜と調べたら「傲慢と偏見」のキティちゃん役。
13年前だから美しく歳を重ねておられる。
パパ役のジェイクのキレ演技はいわずもがな、
息子くんを演じたエド君が顔に似合わずイケボで高まった。笑
父母の板挟みに苦悩する幾つものソロカットが本当に印象的でした。
そして監督はポール・ダノ！
エンドロールで知りました。笑
才能がすごい！光の使い方、カメラワークに魅せられました。
プリズナーズでは、ジェイク達にボコボコにされてたのに。笑
