貞子vs伽倻子vsS

羅生門の貞子vs伽倻子vsSのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.3
70年前の作品のため身構えていましたが、映像が綺麗すぎて、全然古さは感じなかったです。異国感のある音楽×時代劇も、独特で素敵でした。

個人的にストーリーが好きです。
最近、「奇想の国の麗人たち」という展示で見かけたお話が、まさしく本作と同じものでびっくりしました。
メモするほど気になっていたお話だったので、良い形で触れることができて良かったです。
芥川龍之介の『藪の中』、原作も近々読んでみます。

ちなみに、この羅生門、国語の授業で読んだ『羅生門』とは別のお話みたいです。
原作者が同じだったこともあり、勘違いをしていました。
この作品は、元の題名が『藪の中』で、映画としての題名が『羅生門』みたいです。
一部参考にした点はあるそうですが、ストーリーは全く別のものでした。