Goach

羅生門のGoachのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.8
芥川龍之介の小説「藪の中」を原作に、黒澤明が監督したモノクロ映画。
ある殺人事件の目撃者や関係者が、異なる証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴに迫った作品。

人の死をも自分を大きく見せるための「言い訳」に繋げてしまい、人間の浅はかさが良く分かる。

黒澤明が、映画界のベートーベンって例えられるのも頷ける映像美の作品。
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