たーくす

羅生門のたーくすのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.5
羅生門。初鑑賞

黒澤明が世界で評価される理由が一目で分かった。

まず、現代における映画の元のような演出が色々入っている。エッセンスとしてと言うよりかは、それが完全に土台となってこの作品が仕上がっていた。

そして何よりも驚いたのはアクションだ。

男二人の争いのアクションのリアルさや力づよさ、何よりも手が加えられていないかのような争い。
本当に戦っているようなそんな雰囲気。

ジョージルーカスが影響を受けるのも納得だ。

そして演者の笑い声。
インパクトがかなり強い。映像としてだけではなく、聴覚的にも記憶に残る。
それにより映像が鮮明に思い出させられると言う仕組みになっている。そう感じた。

特にやはり三船敏郎は嫌でも頭に残る。かっこいい。その一言だ。

あの笑い方めっちゃ使おうかなこれから。