たなけん

羅生門のたなけんのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.0
盗賊に夫婦が襲われたけど、3人の証言者の言ってることが全員違うって話。


叙述トリックをこの時代に映像化するのヤバすぎる。超計画的な撮影と綿密すぎる脚本が無いとここまでできない。


人間って結局自分にとって都合いいように表現するし、受け取り手もそれで意見が固まってしまう生き物だよねっていう話だと思うんだけど、これ今のSNS社会にもめちゃくちゃ当てはまるしこれを戦後すぐにやってる黒澤はえげつない。



そんなことより女シンプルにヤバいやつで草
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