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羅生門のverdugoのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.6
人間の本質を描き切った傑作。人間誰しも嘘を付くが、一人称の視点から見れば、それは嘘ではなく紛れもない真実なのである。少なくとも、人間のエゴは人間を諦めるに十分足る。多襄丸を際立たせる狙いがあるのかも知れないが、法師や下人の爪や踵をもっと汚して欲しかった。
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