これで観るのは4回目かな。
正直、初めて観たときはあまり意味が分からず、その面白さも分からなかった。
それから観る度にどんどん発見が増えていくスルメ映画。
今回久しぶりに観て、改めてよく出来た映画だなーと。
まずその脚本が素晴らしい!
出来事を告白していくのが、多襄丸からスタートしていき、途中で巫女が出てきてファンタジーな感じも入れつつ、誰が本当のことを言っているか分からない人間の怖さを描いておいて、ラストに人間の良さも描いて終わるという、よーく練られて秀逸。
改めてやっぱり黒澤明ってすごいな。