昨夜鑑賞した『恋は雨がりのように』の中で出て来たので、思い出しましたね・・・視点の違いによる"羅生門スタイル"を生み出した不朽の名作。
"自分に都合のいい悪いことを忘れ、都合のいい嘘を本当だと思い込み"やすい人間を的確に描くのだが・・・今話題の某タックル問題でもそうだし、ネット社会ではそれがますます顕著になり、逆に色褪せなくなってる本作。
しかし、死んでまでも保身に走る人間って・・・分かんねぇ、さっぱり分かんねぇ(笑)
そして、ラスト、人間を信じたいお坊さんでさえ、ついつい人間を疑う描写が秀逸で・・・その後、一時は魔が差した木こりの善行の妙、気付けば雨は上がり、納得の余韻。
でも、真実ははたして...