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静かなる情熱 エミリ・ディキンスンのrilkaのレビュー・感想・評価

2.5
これはディキンソンによく通じた人向けの映画なのか、はたまたまったくそれとは関係なく、ある一人の女性の物語がフェミニズム的なメッセージ性を持った作品として描かれているのか。
創作者としてのディキンソンを期待して観ると、大きく裏切られるかも(まさに私)。
『静かなる情熱』とは創作に対するものではなかったのか?
もう少し詩人としてのディキンソンに光を当てて描いて欲しかった。
それにしても、スカーレット・レターの時にも感じた記憶があるのだけれど、この時代のアメリカにおけるキリスト教の厳格さが史実に基づいているとはいえ、観ていて少し疲れる。
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