静かなる情熱 エミリ・ディキンスンの作品情報・感想・評価・動画配信

「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

序盤のコンサートのシーンよかった。エミリたちのいる席に画角を固定して、それぞれの鑑賞態度で人となりとかを説明する。

時間の経過、人の老いに関しての描写がけっこう容赦ないというか残酷で、写真撮影のところの映像とかすさまじかった。どんどん人も死んでいくけど、母とかエミリとか、劇的ではない死の、その間際の苦しみとか錯乱をカメラが凝視している。

オースティン、おばの詩を「失楽園も霞む出来!!」とか言ったり、「Fatherになるってどんな感じ?」と聞かれて「Fatherly……」と答えていたり、そらエミリの詩は理解できんわなと思わせるだけのネタが丁寧に仕込まれていておもしろかった。

エミリの死からエンドロールまで流れるアイヴスの《答えのない質問》が印象的で、たしかにエミリ・ディキンスンとチャールズ・アイヴス、その作品の《答えのない質問》はしっくりくる取り合わせだと思った。ただ、ここで流れている《質問》にはトランペットが抜かれていて、個人的には抜かないほうがエミリの生涯の疎外感や意固地なまでの孤高が際立つんじゃないかと思うけど、逆に抜いたことでこの世界からエミリが去ったということも際立つのかもしれない。

エミリがたぶんブロンテとかを念頭に置いて書いた「あなたのような方たちが生きたということは、『不滅の生』を証明してくれる」('That Such have died enable Us'、亀井俊介訳)の一節と全く同じことを、エミリ・ディキンスンその人に思う。本当にえらい。

伝記映画の感想を書くの難しいな。映画の感想を書いてるつもりが描かれた人その人の話にいつのまにかなってしまう……伝記映画というものの術中にまんまとはまっているようで悔しい……。あと、伝記映画だと何を省いたかがはっきりわかるから、作る方も胃が痛かろうな(オースティンとスーザンの息子ギルバート(エミリはこの甥をたいそうかわいがっていたそう)がエミリの死の数年前に8歳で亡くなっているけれども、ギルバートの存在自体ほとんどスルーしていたのが個人的には不満だった)。
po

poの感想・評価

-
口論の盛り上がり方が見事、ぜんぜん静かじゃないかも

今まで詩人に興味を持ったことなかったけど彼女の自然をうたった作品が好きで観たけど伝記映画ってどうみればいいんだろう、フィクションだと覚悟してみるのが大前提?本で読んで想像していた彼女とは違かった
Tatsu

Tatsuの感想・評価

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Apple TVで『ディキンスン』見てる流れで。これは意外に劇場で見たかった映画かも。暗所での360度パンは勿論、細かい物音まで緻密に編集、演出されてる。ドラマ版ほどでは勿論ないけど、セリフがやけに軽妙とも思った。
犬

犬の感想・評価

3.3
旅路

小さな町の屋敷から出ることなく無名のまま生涯を終えたアメリカの女性詩人エミリ・ディキンスンの人生を映画化した伝記ドラマ

女性とは

詩的な語り
知られざる話がありました

家族、メイド、友人たち
関係性がなんとも

ロマンス
宗教観が問われる

オシャレ
雰囲気ある

女優陣の演技が良かったです
【この女、かなり手ごわい。】

恋愛の無理ゲー?
『SATC』のシンシア・ニクソン主演って事で期待したけど、、手ごわかった、、笑

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kty

ktyの感想・評価

3.0
「脳は、空より広い。」映画でも引用されたアメリカを代表する詩人、エミリー・ディキンスンの半生を描いた文芸作品。

独身で56歳で亡くなった彼女は、元祖引きこもり。作品は死後評価された。
ゴッホのような人だ。

岩波文庫の詩集を読むと原文で使われている単語は平易だが、詩になると難解で、気高い。

代表的な詩を紹介しながら物語は進むけど、取り立てて面白くもない。詩のプロモーション・ビデオみたいだ。
toshi

toshiの感想・評価

3.8
記録
生家 から殆ど出ないまま 詩作に明け暮れる。ゴッホのように生前には評価されずに逝去。
ni

niの感想・評価

3.5
エミリ・ディキンスンの詩は今まで読んだことが無かったけど美しかった。当時、やっぱり女性が男性と同じように生きるのは今よりも難しかったのだなと再認識。今では有名な彼女も、生前は評価をされることなく亡くなったのだなと思うと、とても不憫だった。
毱

毱の感想・評価

-
映画としてわたしがちゃんと受け取ることができたのかはわからない。
けれど確実にわたしを立ち止まらせた作品であり、つきささった作品であったのは事実。好きです。

表層的な、表面的なことついて、まずは考えを巡らせてしまうのだけれど、映画的側面について考えるのはまた今度、ゆっくりでいいかな。
それよりかは、テーマについて、そしてエミリ・ディキンスンについて、しばらくは考えていたい。

知性とは何のためにあるのだろう。

よかったでしょう?この映画。
と人と話した思い出。
Buchaiku

Buchaikuの感想・評価

3.0
うーん。静かなる情熱っていうより、抑えられない爆発しちゃう情熱だったような、、。

エミリーディキンスンよりも妹さんの方に感心してしまう、、。どれだけ心の広い妹なのだろう。

エミリーのフェミニスト的な部分は、よし!!👍💪て感じだったけれど、少しヒステリックで不幸な自分に浸っている彼女には全く共感できない。
それからいくつかは感心するものがあったけど、映画の中で読まれた作品に関して、そこまで魅せられるものがなくて、詩がわからんと思った。

あと、読む声がひどいハスキー地声で、私はこの手の喉声がとても苦手なので、そこがキツかった。妹役、エマの!好きだなぁ〜
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