うーん、どうも合わなかった。
…SFっていうのかなぁ、これ。
ゲームと現実のコラボレーション?
もっとも注目したものにフォーカスして10回、物語が再構築される??
…10回しか再構築されないなら人生よりつまんない気がするけど…。
コンピュータってそんなにお馬鹿だったっけ?
ジャケの過去と未来の東京ってのもどっちも映像的にしっくりこなかったのも大きいのかなぁ。
未来?がレトロフューチャーなのかただのモダンリビングなのかよくわからないし、現代の東京も切り取り方もどうにも好みじゃないし。
現実空間と電脳空間の境界線が朧に消えていくというよりはあからさまな映像技術?でブツ切りに転換されていくから電脳的な概念もアルゴリズムやらの仕掛けも刷り込まれていかないばっかりに、ただの大平洋戦争オタクの記者が快楽殺人犯しただけの物語にしか自分には思えなかった。
オナニーとセックスと環境映像シーンを除けば、3、40分で観られるのかな。
こういう映画は冒頭の何十分でカッコいいと思えないと退屈過ぎて、残念な気持ちになる…。
作り手側にはやったった感はあるんだろうけど、映像も物語も自分には散らかっていて綺麗には見えなかった。