etohyoshifumi

劇場版 マジンガーZ / INFINITYのetohyoshifumiのレビュー・感想・評価

4.1
まさに21世紀版「東映まんが祭り」
数は多いが大して強くない機械獣軍団は
まるでライダー映画の再生怪人だ。
高らかに武器の名を叫ぶさまは
往年のロボットプロレスそのまま、
世界に認められたロボットアニメは
ガンダムではなくマジンガーである。
オープニングから血がたぎる。

ケレン味たっぷりな「衝撃Z編」も見応えあって大好きだが、
世界配給前提で作るマジンガー映画は
当然こうなる。

一部キャストに違和感感じたが
上坂すみれは好演だった。

エンディングも水木一郎で「Zのテーマ」が良かったな。
世界マーケットを考えても吉川晃司が歌う必然性が感じられない。


2度目の観賞
今度は細部まで目を凝らして観たら
原作オマージュを多数発見した。
さやかの車のナンバーが「永井ナンバー」
シローのTシャツの色etc
何度も観たくなる映画だ。

待望の4DXで観賞
バトルシーンの臨場感は4DX効果バリバリ
この映画、観れば観るほど機械獣達が可愛く思えてくる。

2日連続で観賞。
4回目だけど飽きないなぁ。

公開が終わってしまうので
最後にもう一度観賞。
素晴らしい!もう劇場スクリーンで観れなくなるのは残念だ。
70年代のTV版から10年後だから
作品世界では光子力で科学技術が飛躍的に進んでいても1980年代だから
古びた木造アパートがあったり
駅弁のお茶が懐かしい透明プラ容器なのも納得。