気になったので見た。
映像は良い。
マジンガーZが現代の3DCG技術でグリグリ動く姿が素敵。
ダブルマジンガー無双やトリプルマジンガーの合体技なと素敵。
ただ動きが早すぎて記憶に残りづらい、
もっとゆっくりで構図重視でも良い気がするんだ。
話は微妙。
新キャラと新ロボのマジンガーインフィニティ。
新キャラはまぁオチとしては綺麗だったが、
ロボットアニメというかスパロボというか
多元世界の可能性とかの話しして、
美少女が金ピカになったりする
元気玉要素とかは、使い古されてる気がして食傷気味。
もっとダークで暗黒な濃い話しが欲しかった。
無駄に多元世界とか出しといて、
何故機械獣たちが復活したかとか明かさない感じが、なんかなぁと。
いっそ別世界の彼らが新たな目的の為に侵攻してきたとかでも良かった。
またインフィニティの存在がチート過ぎて。
まぁゲッターロボの漫画でも無限の闘争を竜馬が望んでてみたいなのあった気がするし、兜甲児もそういうやつだと思えばいいんだが、
しかしマジンガーはここ10年でリブートされ過ぎてて、
正統な続編と言われても納得できない。
デザイン的にはマジンカイザーの禍々しさが好きだし、話的には近年の始動編がいい感じだと思うし、スパロボでは漫画版を再現で兜甲児がマジンガーに取り込まれて、
エンペラーが出てくるというのもすごいいい展開だったが、
それに比べるとこの話は物足りないなぁと。
今後スパロボでもこのマジンガーが参戦してくると思うけど、正直微妙。
全てのマジンガーとゲッターが参戦して
強化の一環でどのマジンガーを再現シナリオルート行くかを選択できればまた違うのかな。笑
作画もずっと安定してたけど、
1時間半はちょっと辛かった。
東映の仮面ライダーの映画化のような
浅くて王道の脚本と見応えたっぷりのアクションという感じだった。
惜しい。
