今作も監督の作家性は存分に発揮されているので、家畜!農村!音楽!男!女!その酒池肉林乱痴気騒ぎは楽しめます。
ここまでアクロバティックなアヒルが見れるのはこの監督の作品くらいでしょう
ただ、個人的に今まで見てきた監督作ほどの満足感は得られませんでした。
もちろん、面白かったし、お祭り騒ぎの生と密やかな哀愁の対比はラストに極まり、主人公のその果てしない悲しみに胸が締めつけられます
けれどやっぱり、他の作品を見た時ほどの胸の高鳴りはありませんでした
とにかく、謎演出で笑ってしまう。悲しいシーンもギャグになってる
前から、そういうとこあるとは思うんだけど、なんだろうなあ
とてつもなく浮いてました