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オン・ザ・ミルキー・ロードのmjnk地上波中心のレビュー・感想・評価

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2019/11 CS録画。セルビア映画。『アンダーグラウンド』(未見)のエミール・クストリッツァの、監督、脚本、主演作。モニカ・ベルッチ出演。銃弾飛び交う中、ロバに乗ってミルクを運ぶ男。アヒル、鶏、ハヤブサ、大きすぎる時計。寓話的な雰囲気に、最初は落語の「頭山」を思い浮かべてしまったのですが全然違いました(何故自分が「頭山」を思い浮かべたのか分からない)。戦争の絡んだ寓話と言うとロシア映画『ククーシュカ』を思い出すのですが、それともまた違いました。

動物がたくさん出てきますが、こだわりの本物だそう。熊すごい。演技的な意味ではロバも相当すごい。蛇もポイントになりますが蛇だけはどうしても頭の中がアナコンダになってしまう…(最近観たせいです)。羊のシーンはもっともインパクトがありました。

「これは結局ユーゴ紛争を描いているのでは」「もっと素直に愛の物語と受け取るべきか」などなど色々考えたのですが、検索して監督のインタビューを読んだら「3つの実話(蛇、羊、英国人関連)をラブストーリーで繋げたら面白いと思った」と書かれていて、「あ、そうですか」と拍子抜けしました。(詳しくはググると出てきます)

もちろんそれが全てではないでしょうし、そこから込められた意味やメッセージはあるかもしれません。何より映画ですから、観る側が何をどう解釈しても良いと思います。
でも私の中ではもうそれで良いかな、という感じです。決して嫌いではないのですが。