久里洋二単体の作品でFilmarksに唯一あるのがよりにもよってこれなのがちょっと面白かった 本人曰く駄作なのになんでか海外で大ウケして大層な賞までもらっちゃったとのことだけども確かに21_21でいくつか上映されてた中でナンセンスなものほど外国人にウケてた印象だったし、遠近感や余白の取り方が(お色気番組で使われるために制作されたにも関わらず)60年代のアニメにしちゃあえらく西洋っぽく洗練されてるのでさもありなんと漠然と思った。「love」なんかコミカライズ版ウディ・アレンみたいだったよ、時系列は逆だけど。
それにしても「なんか曲ない?」って聞かれてあれを出してきた武満徹もじゃあそれで作るかってこれ作った久里洋二もやっぱりちょっと頭おかしくていいな。