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逃げ去る恋のadeamのレビュー・感想・評価

逃げ去る恋(1978年製作の映画)
2.0
トリュフォーとジャン=ピエール・レオのコンビが20年に渡り描いてきたドワネルものの五作目にして最後の作品。
アントワーヌが愛してきた女性たちが登場し、それぞれの過去の思い出が振り返られる物語です。
回想シーンに過去四作の映像を用いて20年間の歩みを見せるので説得力には申し分ないのですが、ファンサービスのためのエピローグの域を出ていない気がしました。
感傷的な雰囲気が漂うために、どんどん強まっていたコメディ路線からの違和感も否めなかったです。
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