逃げ去る恋の作品情報・感想・評価

「逃げ去る恋」に投稿された感想・評価

Angie

Angieの感想・評価

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アントワーヌ・ドワネルクラブ、最終章。

今まで見てきた人にとってこの作品はずるい。回想シーンもたっぷり。今語られる両親のその後と母親の思い。そしてコレットの気持ち。全てを回想しながらも、この話でも新しいアントワーヌの恋物語が進んでいく。

まずオープニングが素晴らしい。サビーヌがアントワーヌを押し倒して流れる「逃げ去る恋」のポップス。
サビーヌの可愛らしい若々しい顔に対してアントワーヌは肉つきが良くなり少しやつれて見える。だが彼らはどうやら恋人同士のようだ。そしてクリスティーヌと離婚しコレットと再会し、彼が書いた小説も挟みながらアントワーヌドワネルクラブのメンバーが回想していく。(回想シーン長すぎるかなあ・・・)

アントワーヌとともに私たちも今までの作品、アントワーヌの過去を思い出して笑ったり悲しんだり、また見た当時を思い出すのだろう。「大人はわかってくれない」から19年の年月が経った。ここにきてお母さんのことが描かれるシーンは涙もの。

すれ違いながらもサビーヌと再び結ばれ、手紙が戻り、コレットの言うようにハッピーエンドでアントワーヌ・ドワネルの冒険は完結する。これが逆にバットエンドだと、ちょっと違うなあと言う感じにもなるだろう。家族に焦がれたトリュフォーの自伝的な要素を持ちながらも、フィクションとしてユーモラスで長い恋愛の様子を描き切った作品は、ヌーヴェルヴァーグというよりは「古き良きフランス映画」の風を感じるのであった。
think

thinkの感想・評価

5.0
もうアントワーヌドワネル クラブに入っちゃった〜
最後にして1番良かったかも
1番好きなのは20歳の恋だけど
~アントワーヌ・ドワネルの冒険最終章~
アントワーヌを巡る女性たちが再登場して彼の冒険を締めくくります。以前の場面が何度も出てきて懐かしいし、あの時こう思ってたみたいなことも明かされるので、スッキリ感がありました。それにしてもアントワーヌぜんぜん変わらない。小説は出したけどなんの進歩もなくおんなじ行動の繰り返し。過去の女性たちは、あ~もうしょうがないなって感じになって、サビーヌが残るのだけど……やっぱりこのキャラクター不思議だな~
この5部作、もう一回見たい!
yyk

yykの感想・評価

3.5
面白かったです
サビーヌかわいい
アントワーヌドワネルクラブ!
mflyo

mflyoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アントワーヌドワネルの冒険第五部、最終章。作家として成功したアントワーヌ。フランス初の協議離婚により、妻クリスティーヌとの離婚が成立。しかし既に彼には、レコード屋の娘、サビーヌという恋人がいた。
音楽学院の合宿に行く息子を見送りに駅までやって来た彼は、昔の恋人コレットを見かけて衝動的にコレットの乗る列車に飛び乗った。コレットはアントワーヌが執筆した自伝小説を読んでいた。コレットを見つけたアントワーヌは彼女と二人、昔話に華を咲かせる。しかし今のアントワーヌの変わらぬウジウジした煮え切らなさをコレットに指弾され、アントワーヌは列車から飛び降りる。しかしその際に美しい女性が写った一枚の写真を落としてしまった。その女性はサビーヌだった。コレットは写真を頼りにしたところ恋するグザヴィエのもとにたどり着く。グザヴィエがコレットの恋人?と思いきや、兄だった。その後コレットに辿り着き、アントワーヌについて語らう。
サビーヌと険悪になっていたアントワーヌだが、最新作の小説つまりはある日電話ボックスで破られた写真を拾い繋ぎ合わせ一目惚れしたサビーヌを追ったことを本人に話し、二人は結ばれ大団円。

全5作の総集編であり、アントワーヌの過去の女性達が現れる当作。エンディングに向かって観客とアントワーヌの人生を振り返りながらハッピーエンドへと向かっていく。
acchi

acchiの感想・評価

4.0
アントワーヌだめだめ男だけど小さい時から見てるからか憎めない…
面白かったなぁー。
「アントワーヌ・ドワネル」シリーズのラスト。
これまでのキャラクターが続々と出てきて、回想を行っていくもの。

20年という歳月をかけて1人の青年がどのように変化したのか見ることが出来ます。ただ、本質的なところは変わってないようにも感じました。
シリーズ完結編。半分くらい今までのシリーズの映像の回顧で、登場人物の当時の感情などが説明されていて面白い。映画も記憶もモンタージュだから手法としても極めて正当だろう。ドワネルはダメ男なんだけど愛嬌があるのかクリスティーヌら女性陣の懐が広いのか…とにかく母親を鍵とした男と女性たちの普遍的な問題が上手くまとめられているように思う。主題歌の「別れたら それまでさ」みたいな歌詞が印象的。
音楽にいっていたアントワーヌの中心的な興味が小説にまた戻っていったのも(回想のためもあるだろうけれど)、彼の愛をめぐる問題の根源がある種文学的なところに結局辿り着くからとも言えるのだろうか?
それにしても20年くらい同じ監督、俳優でシリーズを撮るのはすごい。(『北の国から』みたい。) 個人的には1作目が1番好きかな。
otom

otomの感想・評価

4.6
ドワネル5作目にして最終章。最後の方の"北の国から"ばりの多用なフラッシュバックでいかにしてドワネルがオッサンになったか良く分かる。複数の女性にあれこれ面倒見てもらっている典型的な駄目男の筈なのに、それ程憎まれていないのも一つの才能なのだろうか。清々しい程に綺麗にまとめたトリュフォーの手腕はお見事。
宇京

宇京の感想・評価

4.4
昨日
愛をわかちあう

2018/1/7
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