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ミスエデュケーションのdoncorgiのレビュー・感想・評価

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)
3.5
敬虔なクリスチャンである叔母に同性愛者だとバレてしまった女子高生が矯正施設に入れられてしまい…的な青春LGBT系映画。

個人的クロエブームが再燃したので、まだ観てなかったクロエ作品を鑑賞。正直な話、LGBT系の作品はあまり得意ではなくてこの作品も少し避けてるとこがあった。ただ、観終わってみると、こうやって好きな女優さん目的で普段観ないようなジャンルと出会えるのも悪くないかなとか思ったりした。

今作の矯正施設では別に暴力やらなんやらがあるわけでもなく、施設側の人たちはいたって真っ当にマイノリティである主人公たちを"矯正"しようとする。今では受け入れはじめてはいるが、社会的マイノリティの人たちってこういう居心地が悪くて気持ちの悪い空気をいつも感じてるんだなと主人公目線で作品を観ることで改めて実感。

こういう系の作品観るたびに思う薄っぺらいことだけど、たとえ"共感"できなくても相手側の気持ちを"知る"ことって本当に大事なことだよね。

主人公が矯正施設で最高の友情に出会たのは不幸中の幸い。というかお釣りが出るくらい。ラストはおしゃれで清々しい、でもこの先どうするの?感が否めなかった。少し残念。

そして最後にクロエがもちろんやっぱり当たり前に可愛かった!うーん眼福・眼福・眼福!!!
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