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サスペリアのbのレビュー・感想・評価

サスペリア(2018年製作の映画)
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最初からわからせる気なんかないんだよこの監督



政治的要素はまあ冷戦における踊りの意義を表現しようとした結果かも

その昔戦争や冷戦時代はバレエが文化外交の役割を担っていて政治的目的があった
T34レジェンドオブウォーというロシアでヒットした戦車映画があったが
あの映画の中でも唐突に主人公たちがナチスを前にして戦車に乗った状態で白鳥の湖を踊りだす、というか表現か..そうしたシーンがあったけどあの時代における文化外交という目的として踊りを表現していた
このサスペリアもそんな意図があるんだろう
つまり”文化外交”としての映画でもあったけど内容からしてこの人たちとお近づきになりたい?と聞かれたら言うまでもない

魔女が興味あるのはとりわけ魔術と享楽。善悪には関心がない
スージーがラストではもはやチートキャラになるのは鼻につくものの

毒親ものへの答えとして母との確執の問題を母を超える母となって対立自体を包容することで解決する。その着地は全然いい
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