サスペリアの作品情報・感想・評価

上映館(5館)

サスペリア2018年製作の映画)

Suspiria

上映日:2019年01月25日

製作国:

上映時間:152分

3.6

あらすじ

「サスペリア」に投稿された感想・評価

gol

golの感想・評価

4.5
オリジナル版は未見です。

いやはや、もうとんでもないモノを
観てしまったなぁとしか言えないです。

正直、未だに??な部分が多い
(自分の理解力がないからなんですが、
あの農家の家っぽい所で
昏睡状態っぽい女性は誰?とか。)
んですが、
最後まで観た感想としては
「どうしようもなく面白い!!」
なんですよね。

どこが?と聞かれると困るんですが、
敢えて言うなら、
こんな映画を今まで観た事ないから!です。

ましてや音楽がトム・ヨーク!!
言わずと知れたレディオヘッドのフロントマン!
ソロも含め、新譜が出たら問答無用で購入!を決めている数少ない音楽家の一人です。

この作品とこれ以上ないマッチング!
よくぞオファーした!よくぞ応えた!

サントラは購入決定ですが、
オリジナル版のサントラも気になるので、
同時購入で比べてみようと思います。

内容がチンプンカンプンでも、
観るだけでも価値がありますし、
解説を聞いて深く理解をしても楽しめますし、
映画ファンなら観るの一択でしょう!
YN

YNの感想・評価

5.0
2019年ベスト最有力候補!悩んだけど5点つけちゃう!だってあまりにも面白いから!

ダリオアルジェントのサスペリアは未見だったのだが、問題ないらしいとのことで前知識も何もなく鑑賞。

絵作り良し!雰囲気良し!ゴア良し!展開良し!曲良し!ダンス良し!演技良し!
ストーリーが云々、というレベルではなく、「サスペリアを浴びる映画体験」が最高な完成度が高すぎる映画だった!

ネタバレなしで魅力を伝えるのがなかなか難しいのだが、まずは世界観の構築に完璧に成功している。
舞台はドイツはベルリン。壁があり、落書きがある(そもそも主人公はアメリカからやってきている)ことから、ここが西ベルリンであることがわかる。
ベルリンの壁というと、東ドイツを囲んでいるイメージだが、実際は東ドイツ内の唯一の西領である西ベルリンを囲む形で立っていたものだ。
つまり西ベルリンは、結界に囲まれた異界と言える。
壁に面してに聳え立つTANZと書かれた建物、堅牢そうなその外観が映った瞬間にはもう、この世界観に引き込まれている。
ベルリンの駅、壁、建物、そういったものの表現が絶妙にうまいのだろう(劇中の台詞の半分ほどがドイツ語なのももちろんある)。特に奇をてらっていないのにすんなり物語に入っていける。

主人公スージーが憧れのマダム・ブランに師事してダンスの才能を開花させていくのに並行して、何か「邪悪なこと」が起きる。
この「邪悪なこと」の表現がまた完璧。
ゴアシーンをあんな風にダンスと融合させるなんて発想があっただろうか!
最初のゴアダンスシーン、あまりに素晴らしくて感動して、泣き笑いになってしまった。

スージーはダンスの才能だけでなく、何かを開花させ、ブランとの関係が徐々にズレ始める。ここのやり取りの繊細さも必見。

そして怒涛のクライマックス。これをカタルシスと呼ばずになんと呼ぼうか!
圧倒的な存在による破壊と浄化。驕るものを粛清し苦しむものを救済する„die Mutter“。
とにかく圧巻で、清々しい気持ちになる。

ダンスシーンも非常に見応えがあり、ぜひディスクにはノーカット版を入れて欲しいくらい。それそのものとして十分に鑑賞できる舞踏だ。

俳優陣は、ティルダ・スウィントンの名名名演技に下支えされながらも、「フィフティシェイズ〜」のあの娘とは思えないダコタ・ジョンソン、またサラ役のミア・ゴスが堂々たる演技を見せる。

とにかくハイクオリティで観ると多幸感に包まれるこの作品。
ある意味「アッパー系のヘレディタリー」的な趣もあり、ホラー映画は(本作がホラーかはやや微妙かもだが)完全に次の時代に踏み出したと確信した。
taku

takuの感想・評価

3.9
気になってた映画が地元で公開。オリジナル版のサスペリアは見た事無いですが、「君の名前で僕を呼んで」の監督最新作であり、魅力的な女優陣なので観てきました。狂気に満ちた難しい内容だけど終始不思議に見入ってしまって面白かったです。

ドン引きのエログロ描写満載なのに映像が美しいし、昔の映画みたいな映像の質感が好き。儀式の舞踊シーンはこれだけでも見る価値ある圧倒的な不気味さと迫力が凄い。怖いけど愛と優しさが感じられるシーンもあり、君の名前で僕を呼んでの監督らしい演出で良かったです。

難解だったのでもう1回観たくなる映画。レンタル開始が楽しみです。

このレビューはネタバレを含みます

クロエグレースモレッツちゃんが出演するということで楽しみにしていたんだけど全然でなかったよおおおおお
やっぱりサスペリアはゴブリンミュージックとあの赤があってこそだよね…って思いつつも別の映画だと思うとなかなか芸術的エロティックグロ!!!!!!!!って感じで好きでした。
バキボキ体折れるのすごい。好き。それをなんか銀のフックで突き刺してもってくのもすき。
でもホロコースト的な要素は欲しくなかったな…(´・ω・`)
全体的にいうとよくわかんなかった!!!!!!!!!んだけどところどころに好きな要素がつまってて面白い映画…。
君の名前で僕を呼んでと同じ監督には思えないなあ・・・。
とにかくエログロ要素はよかったです(´・ω・`)
toilet

toiletの感想・評価

3.0
約3ヶ月待って新潟で公開始まりまして、ずっと待ちわびてました。
分かってはいたんです。皆さんのレビューを見ていたので覚悟はしていました。
うーん、よくわかんない。
この映画、難解過ぎませんか…私が馬鹿なんでしょうか?笑

美術館に行って、この絵なんだろー的な感じ。

オリジナル版は割と好きで、あっちはまだ分かりますけど、この映画単体で観たら絶対に把握しきれない。
ただダンスシーンとかは圧巻ですね。空いた口が塞がらないとはこの事です。
marika

marikaの感想・評価

-
アルジェント監督がオリジナル版の精神への裏切りと評するほど激怒していたりと原作ファンとしては気になっていたリメイク版、確かにドイツの秋など当時の政治状況やホロコースト、ノイエタンツをスパイスに全くの別物に料理されていた。とは言え盛り込み過ぎて消化不良気味。音楽にも期待していたところ初っ端からトムヨークがめちゃくちゃ歌っていてウケてしまったんですが、鏡の部屋で主人公の踊りと共に女生徒が砕かれていくシーンは予想以上の気持ち悪さにおお、と引き込まれたし、何はともあれティルダスウィントンのマダム・ブランは素晴らしい。
natsuki

natsukiの感想・評価

3.0
よくわからんが眠気が覚めた。
魔女といえばおジャ魔女な私には難しかったす。
51647
さすがにここまで行くとエロではないかな。

最低かもしれないですけど、俺は暗黒舞踏というと、裸を想像してしまいます。金粉ショー的な奴。YOU TUBEなんかで金粉ショーとか検索を掛けると、愛知県の大須辺りで行われる金粉ショーの映像があったりするんですが、ちょっと前まで男性は小さいパンツ1丁。女性もトップレスでクセのある踊りをするんですが、観ている人たちはそんな彼らの真意を理解しているのかしてないのかわからないけれど、ひたすらカメラにショーの模様を収めていたりします。

まあ、スケベ心丸出しですよね。

このリメイク版サスペリアのイメージ写真では、全身に紐を巻き付けただけの集団の女の人が踊っている場面が使われていて、なにやらエロスな香りが。

オリジナルのサスペリアに比べて、大幅に尺が増えているのは、もしかして隠微なシーンがたくさんあるということかしらん、とスケベ心丸出しで観に行きました。

あ、もちろん映画的な興味もありましたけどね(笑)

ちなみにルカ・グァダニーノの『君の名前で僕を呼んで』は評判良いので観てみたいと思いつつ未見です。

大筋となるストーリーはざっくり言えばオリジナルと一緒なんですが、解釈や設定、演出などなど、オリジナルとは異なる画面作りをしているので、ほぼ別の映画(笑)
構成的には全6幕構プラスエピローグ、になっています。

この映画の舞台は舞踏団マルコス・ダンスカンパニー。なんか名門のダンススクール的な趣っでありながら実はとんでもない暗黒バレエ団(笑)そこにアメリカからやってきたスージー・バニオンが入団し、とんでもない目に合うっていうのが大きな流れ。

このバレエ団の裏に隠された秘密やら、踊る踊りやら、講師の怪しさやら物語を怪しくする伏線はバッチリなんですが…。

いかんせん、ストーリー的に不可解な部分が多くて、見終わってモヤモヤするんですよね…。

ただし、つまらないかといえばそんなことはなくて、2時間半の長尺ですが飽きずに見られました。でも、近くで観てたカップルは観終わった後「わけわかんね、わけわかんね」を連呼してましたけどね(笑)

で、紐巻き付けただけの舞踏ですが…、エロという概念を飛び越えてました(笑) 裸が出てくればエロいという考えは改めたほうが良いかもですf(^_^)
clementine

clementineの感想・評価

3.8
リメイクというよりは、設定を借りたようなリビルト品
これはこれとして十分別個に楽しめ、その点は『リメイク物』として素晴らしい

東西ドイツの歴史がモチーフとなっており、メノナイトの要素も絡んでくる
この辺は町山智浩の解説でよく分かった

個人的にタイム感が海外ドラマのようで、
自らが思い描く映画のゆったり感は感じられない

ダンスのシーンは美しく、トム・ヨークの音楽もよく合っていた
エンドクレジットで流れる『Suspirium』のバージョン違いもとても綺麗だ

元の作品との大きな違いは閉塞感であり、また特異なビジュアルも影を潜めている
ホラーというより、ファンタジーに近い
皮肉でもなんでもなく、ハリーポッターシリーズが好きな人はとても楽しめると思う
その作品でしか味わえないものがある、という点で旧作の方が好き
sonoyo

sonoyoの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

サバトでマザー・サスペリオルムに目覚めたスージーがめちゃくちゃ神々しい!
すごく革命的な展開。
DVD早く!


追記
その後なんだかずっと忘れらせれずサスペリアに完全に取り憑かれたもよう。シリーズ全て鑑賞し、サスペリアマガジンを買って読んでいます。ファンの方はとても楽しめる内容だと思います。

ティルダ・スウィントンの3役がフロイトの理論による無意識・自我・超自我に対応してるとのこと。
無意識=マルコス、自我=クレンペラー、超自我=ブランなのかな。
マルコスの消滅は無意識の一部である自我もバランスを崩すのだろうし、案の定クレンペラーは記憶を消され、ブランはダンスカンパニーを去る。
ブランにはもう魔力はなさそう。
サバト直前、最後の晩餐風の食事風景の中でブランとスージーはテレパシーで会話していた。観客には会話の内容はわからない。見て取れるのはブランの表情が暗いことだけ。あの時のブランの心中は無意識=マルコスが消滅することその結果ゲシュタルト崩壊につながることを、自己が分断されることを怯えていたのではないかと思う。マルコスダンスカンパニーに対面してあるベルリンの壁にかけて。
「ゲシュタルト心理学」
-20世紀初頭にドイツにて提起された経緯を持つ-

個人的にクレンペラーの記憶を消すのは救いとも癒しとも受け取れず、魔女のもたらす災いとも思えない。ただ諦観。神も人間に苦しみと死を与える。それらの前では人間はなすすべがない。
フロイトの心理学視点から何かわかるかも。今はまだ考えが追いつかない。

いつでも指導者は純粋な器を欲し、自ら器になりたがる人も確かに現実にもいてその意味ではドイツ赤軍も魔女集団もあまり違いがないように思えてきた。循環が悪い地下組織は腐敗しやすいのだろうと思う。スージーの登場は抑圧からの解放アイコンとしてスカッとした。地下でなくとも息苦しいこんな世の中じゃ。


スージー母のいびきが嫌でたまらない。最高。
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