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サスペリアのsuuuuuuのネタバレレビュー・内容・結末

サスペリア(2018年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

器探しのためだけに夢見る少女たちを狂わせ殺してゆく大人たち。
それをぶち壊す主人公とゆう展開は、ダリオ・アルジェント版と同じだけど、今回は更にパワーアップしたな。
スージー、ずっと強い。
マザーは揺るがない。

とにかく最初からずっと博士が心配だった。博士のエピソードは全て悲しかった。
呼吸や息遣いが効果的に使われているけれど、博士の呼吸のギリギリ感が不安にさせる。

サラ役のミア・ゴスがとても可愛いので夢中になった。彼女の過去作も結構見ていたようだけど、今回初めて見つけた感じ。

解説など改めて見て、ティルダ・ウィンストンの3役に驚く。全然わからなかった。
博士…。ぐちゃぐちゃのマルコス…。

アルジェント版より今回の方が犠牲者がすぐに殺されず利用されるからたちが悪い。
彼女たちがスージーに救われるところでなんだか泣いてしまう。
そして、博士が真実を知ったあと記憶を消されるところも。
消された記憶は光に溶けてどこに行くのか考えたままラストの他人が住む別荘を見せられるのは、こちらの記憶には残る演出だなー。

最後の儀式のシーンで全部持っていかれた。最高だー。

ベルリン・天使の詩 との繋がり。
エンドロール後のシーンでスージーが触っていたのはベルリンの壁。
あのダンスは魔女のダンス。
博士には実在の人物のモデルがいる。
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