彼女がその名を知らない鳥たちのべるのネタバレレビュー・内容・結末

クズ男女が出てくるとあらすじで読んで気になって視聴。
まず初めの十和子のクレームからしてもう無理ぃってなっておりました。お金も稼がず、稼いでもらったお金で浮気して、はあもう…という感じ。
陣治は陣治で、なんでこんな女に尽くしてるのかなって思うほど、すごく切なくなった。頑張って働いてでも自分のこと罵る彼女が使うのだぞ？いいのか？！って。
水島も黒崎も違うタイプのクズで最後はちょっと十和子にも同情の余地はあったかな〜
陣治が黒崎を殺してると、まんま釣られて思っていたので、それだったらお互い人間の底辺同士として釣り合うと思ったのですが、違って、陣治はただただ十和子のことが好きなおじさんだったというところが、なんも言えん。。逆に自分(陣治)が愛されてる描写が一個もないのに、それでも尽くして愛したいと思える人に出会えたことが幸せというべきなのか。
メリバと言うんですかね、こーゆー終わり方嫌いじゃない。最後の陣治の顔が忘れられない。

久しぶりに眠いとか思わずに見た作品で、すごーい入り込んでしまった。感情移入できなくても入り込むことはできるんだな。