彼女がその名を知らない鳥たちのpompomrubyのレビュー・感想・評価

泣いてしまいました。

登場人物の誰にも共感は出来なかったけど
、それぞれ断片的に理解出来る部分があって、それらが積み重なった結果泣いてしまったような気がします。

十和子も水島も黒崎もそれぞれに愛を求めて伝えようとしていたとも考えられるし（後ろ2人はただのクズにも思えるけど、ただのクズならこの話に出ないよね）陣治は一番分かりやすい形で愛を与え伝えたけど、最後の十和子から生まれてくるという台詞はとんでもない呪いの言葉とも取れる…。

愛ってなんなんでしょうかね？