試写会にて。
評価の難しい作品です。
性被害者の実体験を精神科医が映画化 。
性被害者目線で撮影されています。
精神科医でもある和田秀樹さんは
性暴力、性被害を取り扱った映画は
今までにも沢山あるが、精神科医として
言わせてもらえば不満な作品が多かった。
PTSDになるとか、そんなステレオタイプな
事で片付けられてはいけない。
生きている時間の連続性が断ち切られ
価値観やパーソナリティの変容を
起こすものである事を伝えたいと
語りました。
実は、トークイベントもあり
監督の他に著者であり今回の性被害に
実際にあった女性も登壇していました。
田舎の本家と言う環境で
両親も集団強姦にあったことは知っているのに
恥さらしは困るからと冷たく突き放され
この事件が原因で学校ではいじめられる事に
なったり、何で被害者が悪いとされてしまうのか。
映画の中で何度も繰り返す、加害者の名前。
実在の加害者の名前だそうです。
在り来りな名字ではないから
その地方の人なら恐らく分かるのかと。
彼女なりの復讐なのでしょう。