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誰が為に鐘は鳴るのkuuのレビュー・感想・評価

誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)
4.5
手相◎



スペイン内戦に参加した米国人がジプシーや両親を粛正された美しい女性と共に戦うお話です

監督はサム・ウッド
原作はアーネスト・ヘミングウェイの同名小説

この作品は戦いのシーンが殆どですがラブ・ロマンスの印象が強いです
スペイン内戦を描いていますが戦争モノとして観ると物足りません
時代もありますが背景なども合成が多く緩い感じの作りとなっています

真面目に観たのはこれで三回目です
過去二回は若い時に観たので今より不自然さも感じずただただ号泣した思い出があります
今回は背景だとかストーリー展開だとか無駄に細かい所を観てしまっていることに気付きました
ド素人なのだから今後はもっと楽しくおおらかに映画を楽しみたいです
結果ラストはやっぱり泣いてしまいました

イングリッド・バーグマンが少年のように可愛いです💕
哀しい理由でのショートヘアなのですが似合っていて役の深みが消えてしまうくらいキュートです

ゲイリー・クーパーもいつもの感じでアクティブな役が似合っています💕

カティーナ・パクシヌーのジプシーは賞を取るだけあって見応えあります💕
存在感が強くて肝っ玉母さんで魅力的で何度観ても甘えたくなります

さすがヘミング・ウェイ原作だけあって台詞のひとつひとつがグッと来ます
特にカティーナ・パクシヌー演じるピラーの独白は印象的で忘れられません
ラストのゲイリー・クーパー演じるロベルトの台詞も泣けてきます

人との出会いや縁の深さは一緒にいた時間だけで計れるものではないですね
恋愛映画として4.5💕尺の長さで-0.5です🙇
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